商品開発ストーリー
建物を守る塗料には、長年ある課題が存在していました。
・硬ければ、割れる
・柔らかければ、弱い
・防水すれば、膨れる
・耐候性を上げれば、脆くなる
耐久・防水・追従性・強度。
すべてを高水準で満たす塗膜は存在しないと言われてきました。
しかし私たちは考えました。
既存の塗料樹脂に限界があるのなら、まったく別の素材から見直すべきではないか。
ポリウレア樹脂は、
・高速硬化
・高弾性
・高耐薬品性
・高耐衝撃性
を併せ持つ特殊高分子材料。
橋梁・プラント・軍事設備など、過酷環境下で使用されてきた素材です。
その物性は、従来の塗料用樹脂とは明らかに次元が異なっていました。
しかし問題がありました。建築外装用としては扱いが難しい。
硬化が速すぎる。
専用設備が必要。
施工ハードルが高い。
ここに開発の挑戦が始まりました。
私たちが目指したのは、
“工業用ポリウレア”ではなく“建築を守るポリウレア”。
そこで、
・施工性の改善
・1液化設計
・外壁用途への最適化
・長期耐候性の向上
を徹底的に検証。
建築用途に適した次世代ポリウレアコーティングとして再構築しました。
ポリウレアの最大の特長は、強靭でありながら、しなやかであること。
約300%の伸び率。
衝撃に耐える強度。
水を通さない緻密な膜構造。
硬質無機とも、従来ウレタンとも異なる、“第三の選択肢”。
それがレジリエンスウレアです。
「レジリエンス」とは、復元力。
地震や温度変化、ひび割れや衝撃。
建物は常にストレスにさらされています。
そのストレスに耐え、そして戻る力を持つ塗膜。
単なる保護ではなく、建物の防御力そのものを高める塗料。
それが私たちの目指した形です。